今回は、「子どもの爪噛みと指しゃぶりの原因と対処法|SOSのサインとは?」をご紹介します。
中葛西幼保園の「子育て相談室」のご相談の中で、次のようなご意見をいただくことがあります。
詳細はコチラの記事で「子育て相談室」をご紹介しております。
- 子どもの爪噛みや指しゃぶりがどうしても止められない。
- 爪噛みが、しばしば見られる。
- もう癖になっているのか、指しゃぶりしていない時間が無い。 etc…
この記事では、子どもの爪噛みや指しゃぶりの原因とは何か、そして対象法と見逃してはいけないSOSのサインを細かくお伝えしていきます。
子どもの爪噛みと指しゃぶり|原因とは?
子どもの爪噛みと指しゃぶりの原因は、幾つかあります。
また、指先を口に入れるのは、色々な菌が入ってしまうので止めさせた方がいいです。
それでは、爪噛みや指しゃぶりの原因をお伝えします!
親子や兄弟、友人関係等の人間関係によるもの。
毎日の生活の中での「人間関係」の悩みは大人だけではありません。
敏感で尚且つ、いつもアンテナを張っているのであらゆる面で「自分」と比較することが多いようです。
結果、「どうしたらいいか?」、「何だかこう思われてそう。」等と感じ、爪噛みや指しゃぶりをすることがあります。
定期的なルーティンの中でのストレスによるもの。
大人であれば、「この順番を逆にしてみよう。」、「これは省いてみよう。」等と加減することは自分次第です。
子どもの場合は、そうはいきません。
毎日決められた生活スタイルのレールに乗っているので、子ども自身の「気持ち」が乗らない時に
爪噛みや指しゃぶりをしてしまう事があります。
子ども自身の行動を振り返り、失敗してしまった時の罪悪感等によるもの。
「いい思い出」、「楽しい思い出」も振り返りますが、「楽しくない思い出」、「悪い思い出」等も同じく振り返ることがあります。
大人でも同じに考えがちですが、子ども以上に違う視点や話題で強引に「記憶」を分岐させることが出来ます。
子ども自身の「記憶」では、ダイレクトに捉え、そのまま受け入れ「振り返り」を行っていますが、
自分自身が原因もしくは関与していたことに対し、罪悪感を感じて爪切りや指しゃぶりをする事があります。
新たな環境への不安や寂しさによるもの。
新たな環境に「馴染んでいけるか?」、「受け入れてくれるか?」等と不安や寂しさは大人でも感じます。
子どもはダイレクトに感じるので、新たな環境の中に自分の居場所を見つけられるようになるまでずっと不安定な状態にあり、うまく「言葉」で伝えられない時には爪噛みや指しゃぶりとなることがあります。
関わり方の何らかの問題によるもの。
大人でも同じですが、特に子どもは「気持ち」の受け取りも、おぼつかないことが多いので同じ視線(高さ)で「目」をしっかり見て「お話」することが大切です。
目を合わせて「お話」をした時としていない時では、「お話」の中に「気持ち」が感じられず、「不安」や「寂しさ」の原因となってしまいます。
子どもの爪噛みと指しゃぶり|続けていくとどうなるか?
これらは「身体」への影響となりますが、子ども自身の「心」や「気持ち」へも支障が出てきます。
子どもの爪噛みと指しゃぶり|対処法とは?
子どもの爪噛みと指しゃぶりの原因はお伝えしてきました。
子どもと「お話」する時には、子どもと同じ視線(高さ)でしっかり目を合わせることが重要です!
「人間関係」についての対処法
「最近忙しい時に子どもの気持ちを汲み取れていないかな?」、「手をつないだり、抱っこしたりできてないかな?」等と振り返ってみましょう。
毎日の忙しさもつきものですが、「もう少し余裕をもってどっしり構えてみよう!」と意識することで大きく包み込めるようになります。
「環境関係」についての対処法
「新たな環境」で緊張したり、馴染みの薄い状況ではどんな子どもでも「動揺」します。
しっかりと汲み取って考えてみましょう。
「関わり方」についての対処法
「関わり方」は「心」や「気持ち」で大きく変わってきます!
しっかりとした愛情を持ち包み込んであげることも対処法の1つです。
「不安や寂しさからのストレス」についての対処法
目の前や先の不安や寂しさは、保護者や必要としている人との一緒の時間を過ごすことによって緩和されることもよくあります。
「不安や寂しさ」を「楽しく安心した時間や気持ち」に上塗りしていくイメージです。
「苦手な事や失敗してしまった時等の罪悪感」についての対処法
「赤ちゃんだからまだ分からない」ということではありません。
しっかり吸収して、「言葉」も「気持ち」も体感していきます。
しっかりと励ましながらフォローしていき、「気持ち」を前向きにしてあげましょう!
子どもの爪噛みと指しゃぶり|SOSのサインを見逃さない!
その行動で自分を押さえつけようとしているからです。
大人になっても同じことですが、子どもは上手く自分のコントロール方法を知らない、そして周りに助けを求められないことが多いものです。
子どももアンテナを張り巡らせているように、大人も「SOSサイン」を見逃さないように、常に子どもと同じ視線(高さ)、目をみて「お話」していきましょう。
まとめ
今回は、「子どもの爪噛みと指しゃぶりの原因と対処法|SOSのサインを見逃さない!」をご紹介しました!
子どもの爪噛みや指しゃぶりは、広い意味でSOSのサインが出ている可能性があります。
子どもの立場になって考えてみることはとても重要です。
合わせて、感染症などのリスクから、口の中に指先を入れさせないというのも重要です。
毎日の子どもへのケアは、しっかりとしてあげたいものです。
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今後、子どもの爪噛みや指しゃぶりの兆候がある場合には、踏みとどまってしっかりと包み込んであげましょう!
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