今回は、「保育園でのお友だちとの関わり方と言葉遣い」についてご紹介していきます。
私は、中葛西幼保園を20年以上運営しています!
保育園の中では、子どもたちの関わりや言葉遣いにもそれぞれしっかり考えて接するようお話をしています。
保育園でのお友だちとの関わり方と言葉遣い|0・1歳児クラス
「かして」、「どうぞ」、「ありがとう」、「ごめんなさい」、「おはよう」、「さようなら」等です。
ポイントは、園やご家庭で繰り返し教えていくことです!
言葉まではしっかり伝えられなくても、しっかり意識し「気持ち」を持てるようになります。
結果、周りから見ると赤ちゃんに見えますが、適したタイミングや環境で覚えていくことでしっかり吸収して自然に出来るようになっていきます。
保育園でのお友だちとの関わり方と言葉遣い|2歳児クラス
この2歳児クラスの時期に、言葉がたどたどしく自我もかなり芽生えてきているので、自分の欲求を通したくなり、噛んでしまったり、ひっかいてしまったり、押してしまったり等と関わり上でも、少し深い関係性が出来るようになってきます。
この時期には、「物事の善悪」も理解できるようになってきていきますので、使ってはいけない言葉(ちくちくことば)、使って気持ちがいい言葉(ふわふわことば)を繰り返し伝えていくのがポイントとなります。
保育園でのお友だちとの関わり方と言葉遣い|3・4・5歳児クラス
特に、子どもたち特有の「倒置法」のような関わりです。
例としては、「朝の自由遊び時(午前中)このおもちゃ使ってたから、おやつ食べてから(午後)使っていい?」、「いいよ。明日の朝、今度は一緒に遊ぼう?」等複雑なやり取りが出来るようになってきます。
更に、相手や自分の「気持ち」に対しても考えられるようになっていきます。
「こうしたら(嬉しい)、(楽しい)って思うかな?」、「どうしたら、みんなで遊べるようになるかな?」
こういった複雑な関わりを少しずつ出来るようになってきて、過ごしやすくなっているのが分かります。
時には、子どもの社会の中でも自我が強く出てしまい、涙したり笑顔になったり・・・そんなことを繰り返しながら自然と刺激を受け吸収していることは、私たちもしっかり見守りながら寄り添っております!
保育園でのお友だちとの関わり方と言葉遣い|園からのお話
子どもたちへ「お友だちとの関わり方」や「言葉遣い」についてお話をする時のポイントをご紹介します。
月齢や個人差により少々内容を砕いて説明していきますが、言葉遣いだけではなく関わりの中での「気持ちの受け方」についてしっかり理解してもらえるように重ねてお話します。
お話の途中に、察しがついた子どもたちの方から色々な発言も出てきます。
みんなで考えられるよう、話を進めていきます。
結果、みんな納得しまた活動し始めますが、同じような状況がある時には、繰り返しお話を繰り返し理解を図れるようにしていくことが大切です。
まとめ
今回は、「保育園でのお友だちとの関わり方と言葉遣い」についてご紹介しました。
「関わり方」や「言葉遣い」は普段ご家庭で過ごしている時も、気になることはあるかと思います。
園とご家庭でしっかりと土台を付けてあげることで、子どもたちも過ごしやすくなっていきます。
集団生活では、色々と吸収することが多いので様々な刺激を受けているはずです。
今後もしっかり見守りつつ、寄り添っていきたいと思います!
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