乳児の口からヨダレが出ることは、一般的な現象であり、さまざまな理由が考えられます。
私は東京都江戸川区の葛西エリアで20年以上保育園を運営しています。
(中葛西幼保園)
今回は、乳児のヨダレが出る主な理由について解説します。
乳児のヨダレが出る理由とは?
赤ちゃんは、よくヨダレがでますよね。でも、しっかり理由があります。逆にヨダレが全くでない赤ちゃんはいません。
唾液の増加
乳児は、唾液の分泌が活発です。
唾液には、口の中を清潔に保つだけでなく、消化を助ける酵素も含まれています。
歯の成長
乳児が歯が生え始めると、口の中の状況が変化します。
このため、歯が生える過程でヨダレが増えることがあります。
噛む行動の発達
歯が生えてくると、乳児は噛む行動をするようになります。
噛む行動が発達する段階で、ヨダレが増えることがあります。
環境の影響
環境の温度や湿度の変化、興奮や緊張など、外部の刺激もヨダレの分泌に影響を与えることがあります。
感染や炎症
口の中の感染や炎症がある場合、唾液の分泌が増えてヨダレが増えることがあります。
口内炎や歯肉炎などが原因で、ヨダレが増加することがあります。
また、鼻水等で口呼吸中心の時もヨダレは増えます。合わせて体調管理も徹底した方がいいですね!
ヨダレの対策方法とは?
ここで、ヨダレの対策方法をご紹介していきます。
ヨダレを拭く
乳児がヨダレを出すのは一般的なことですが、必要に応じて柔らかい布やベビーワイプで口周りを拭きます。
乾燥させる
ヨダレが多い場合、顔や首の周りを乾燥させることも重要です。
必要に応じて、乾燥させるための布やタオルを使用します。
防水バイブ
ヨダレが多い乳児にとって、防水バイブは便利なアイテムです。
洗濯も簡単ですので、清潔に保つことができます。
適切な姿勢
乳児が横になっているときや寝ているときには、頭を少し高い位置にして寝かせることが大切です。
また、乳児が食事中にヨダレを多く出す場合は、より直立した姿勢で食事をさせることが有効です。
よだれかけ
寝ているときや食事中にヨダレが多い場合は、よだれかけを使用することも考えましょう。
ヨダレかけを使うことで、洋服やベッドなどを汚すことを防ぎます。
まとめ
これらの理由により、乳児はヨダレを出すことがありますが、一般的には健康な兆候として考えられます。
ヨダレを拭く、乾燥させる、防水バイブを使用する、適切な姿勢を保つ、ヨダレかけを使うなどの方法を試して、乳児の快適な状態を保ちましょう。
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