今回は「子どもの視点から分かること|現代の子どもの物事の捉え方とは?」についてご紹介します。
私は江戸川区の葛西エリアで20年以上中葛西幼保園を運営しております。
毎日、園生活の中で楽しく充実した時間を過ごすことが出来ています。
子どもたちとの様々な関わりの中で、「あれ?昔と違い発想だよね。」、「ん?最近はこういう見方もあるんだ。」と気付かされることが沢山あります。
子どもの視点から分かること|現代の子どもの物事の捉え方とは?
ここでは、子どもの視点を見ていきます。
現代を生きる子どもたちの物事の捉え方は、非常に感慨深いものです。
改めて、私たち大人の視点との差に気付くので、想像しながらご覧ください!
子どもの視点から分かること|現代の子どもの「言葉」
色々な経験を通して、少しずつ学び育めればと思いますが、「言葉」については子どもたちの中で当たり前のように使っているようです。
この「言葉」を言えば相手は分かってくれるという感じかなと強く思います。
大抵、その段階では理解したように見えるのですが、少し時間が空くと忘れてしまうので何回も繰り返し伝えています。
この「言葉」については、その後、小学校に行っても同じ指摘を受けるかと思います。
就学前から、しっかり治す必要があるかと思います。
子どもの視点から分かること|現代の子どもの「気付き」
「あれ?揺れてる?」子どもたちの「気付き」はかなり敏感なようです。
「震度」、「マグニチュード」、「緊急地震速報」、「アラーム音」等への知識もあり、しっかりと土台もついています。
合わせて、「防犯意識」も着実についており、「不審者」等への警戒心も非常に高くなっています。
絵本の読み聞かせをしている際も、子どもたちの視点は昔と大幅に違うようです。
「ももたろう」のお話をした後に、子どもたちは、「川から流れてきた桃は勝手に拾ってはいけないんだよ!」と不審者だけでなく不審物への意識もあるようです。
園内のちょっとした配置の変化もすぐに気付き、「どうしてあっちに変えたの?」とアンテナを張りまくっています!
子どもの視点から分かること|現代の子どもの「遊び」
続いて、「遊び」についてです。
井型ブロックや積木等で、「見立て遊び」をしますが、とても面白い光景が伺えます。
また、「おままごと」では、「パパがお料理して、ママは会社」という設定や、「疲れたから今日はレストランにご飯を食べに行こう!」、「お金はパパが払うから私たちは先に行ってましょ!」等々、男女隔てなく、とても良き関係を築いているとびっくりします。
この辺りも、昔の童謡ではなく、現代曲に変わってきているので、「先生これ知ってる?」なんてよく言われます。
「遊び」全般の内容がかなり先進的になってきており、流行を追いかけるのは、子どもたちの方が先をいっています。
子どもの視点から分かること|現代の子どもの「身の回りのアイテム」
この辺りは、昔ながらの時間限定でのルール作りが不可欠だと思いますが、子どもたち同士の会話の中でも成立しているという事は、かなりの確率で「身の回りのアイテム」が与えられている可能性が高いようです。
実際、園の玩具も現代風に入れ替えている物もあります。
例えば、固定電話(黒電話)の玩具があったのですが携帯電話に変更したり、掃除機等もスティック型にしてみたりと、時代の変化と共に変えていく必要もあるように感じます。
子どもの視点から分かること|現代の子どもの「親子関係」
現代の「親子関係」として、大きく2点の変化を感じます。
しっかりと理解していることは、普段からの家族の時間として日常的になっていることでもあり、昔と比べるととても理想的と感じます。
「弱い者を助ける」という点についても、しっかり理解し子どもの立ち位置でも感じることが出来るのは素晴らしいことだと思います。
昔と今の違いというのは、「男女差」による偏見が多くの要因かと感じています。
現代では、「男女平等」に仕事を持ち、家事や育児を分担して生きていくということが当たり前に感じてきているのが、現代の子どもたちに浸透しているのかなと思います。
まとめ
今回は「子どもの視点から分かること|現代の子どもの物事の捉え方とは?」についてご紹介しました。
昔と比べて今は、とても豊かな時代になっています。
子ども自身は当たり前に感じて、毎日を過ごしているかと思いますが、私たち大人は大きな時代の変化を感じてきたのも事実です。
「大切なものは何か」を考え行動していく必要があり、それを今を生きる子どもたちに、しっかりと伝えていくのも大切と感じました。
これからも、子どもたちと一緒に「大切なもの」を考えて、見つめていこうと思います!
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