今回は、文字・数字の覚え方についてご紹介します。
毎日の活動の中で、子どもたちは一生懸命「文字」や「数字」を覚えていっております!
私は、江戸川区の葛西エリアで、中葛西幼保園を20年以上運営しています。
中葛西幼保園では、文字・数字を効率的に覚えていけるよう、活動の中に組み込んでおります。
文字・数字の覚え方とは?|園生活でのカリキュラム
「知育学習」の中で、例えば「ひらがな」を覚えていくにあたり、絵合わせでカードを作り「あ」であれば「あり」等2文字ベースから会得できるように工夫しています。
もちろん、「あり」の存在をまだ理解できない場合についても外遊び時に、実際に見て体感することで印象を作り、少しずつでも理解できるよう工夫しています。
実際の名称(可能であれば2文字)の物を見て、触って、体感してから「あり」の「あ」という事を覚えていくことで「あ」の形を見るだけで、関連して「あり」も頭の中に入ってくるようになります。
もちろん、月齢が上がっていくにつれて3文字、4文字、5文字と増やしていくと更なる興味も出る可能性があります。
子ども自身が苦戦しても、繰り返し繰り返し、練習していくことで「習慣性」「継続性」「楽しい時間」・・・と沢山のメリットだらけになります。
文字・数字の覚え方とは?|個性に合わせた環境作り
これは、子ども自体の個人差や個性にずれが生じている証拠です。
中葛西幼保園では、「文字」の時間、「数字」の時間、「知恵あそび」の時間は同じ配分で時間をとっておりますが、どの子も無理せず、楽しく少しづつ少しづつ、丁寧にそして確実に覚えていけるよう見守っております。
文字・数字の覚え方とは?|実際に卒園した子どもたちの声
個人差はありますが、卒園する時点で平均的値を当てた場合、子どもたちはどの程度の学習基盤が築かれているかについてご紹介します。
①「ひらがな」⇒読み・書きOK
②「カタカナ」⇒読みOK・書き半分程度OK
③「数字」⇒1-300程度まで音読OK・書きOK、足し算、引き算(プラスマイナス5程度までOK)
④「漢字」⇒小学校1年生で習う漢字(80文字)の中でほとんど読みOK、下記3割程度OK
⑤「知恵あそび」⇒クロスワードOK、迷路OK、パズルOK、オセロ・トランプ・ウノ等ルールOK
「楽しく覚えていく」というテーマを持って行くことで、平均値でとってもこの位になっております。
小学校に就学してから余裕をもって授業を受けることが出来ているそうです。
(保護者の皆様方のご意見)
「楽しく覚えていく」ことは、大切なテーマですが、しっかりとした学ぶ姿勢で会得していく「習慣作り」というのも同時に学んでいくことになります。
実はこの「学ぶ姿勢」というものも、小学校も含めて更なる先の進路に向かって、非常に重要なポイントになります。
「先生のお話はしっかりと聞く」、「目を合わせ集中する」、「学習時間は私語は慎む」、「姿勢を正す」、「関係ないことは考えない」・・・これらは小学校に就学しても重要です。
今から、無理なく出来る事は土台を作っていく姿勢で、取り組んでいくことで、上記の様な卒園時に知識となり、姿勢もしっかりし、相手の主張をしっかり理解し、集中でき、学んでいないことを自分から学べるような習慣を作っていくことが出来るようになります。
まとめ
今回は、文字・数字の覚え方についてご紹介しました。
小さな時から、文字や数字を覚える習慣作り、環境作りを土台の1つに入れることで、その後月齢が上がって子どもたちも自然と身に付いていくので、かなり過ごしやすくなっていきます。
いずれにしても、「楽しく身に付けていく」という事がテーマにになりますので、様々な興味や関心が持てるように日々、工夫しているところです。
これからも、今後の未来を担っていく大切な子どもたちのために、様々な「きっかけ作り」、「充実した園生活」を捉えていこうと思います。
中葛西幼保園では、新年度の園児募集を行っております。
是非、コチラからご覧ください!
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